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CapsLockキーでArrow(->)を入力できるように設定した話

  • この記事は 2016年02月02日 にQiitaへ投稿した内容を転記したものです。
  • 本記事は執筆から1年以上が経過しています。

CapsLockキーでArrow(->)が入力できるようになって1年が過ぎました(リアル話)

短い概要:AutoHotkeyの話です。

経緯

  1. CapsLockキーを使わないのと、CapsLockキー誤爆でイライラするのでレジストリの設定でキー入力を無効にしてた *1
  2. 平穏な日々が過ぎていく
  3. JavaJavaScriptでArrow(->, =>)を入力する機会が増えてくる
  4. 何かキー押したらArrowが出てくるようになってほしい…何かないかな…
  5. AutoHotkey
  6. そういやキーボードで要らない子、いましたね?

AutoHotkeyは特定のキー入力をしたら別のキー入力に変換したり、マクロを組んだり色々できるツールです。*2 今は下記のような設定で使っています。

キー入力 出力
CapsLock ->
CapsLock + Shift =>
CapsLock + Ctrl *3 <-

設定方法

AutoHotkeyのインストールと前準備

  1. AutoHotkeyのHPからInstallerをダウンロードしてインストールします *4
  2. デスクトップや適当なディレクトリで右クリックし、[新規作成(X)]-[AutoHotkey Script]を選んでahkファイルを作成します
  3. ahkファイルを以下のように編集します
sc03A::  Send {U+002D}{U+003E}
+sc03A:: Send {U+003D}{U+003E}
^sc03A:: Send {U+003C}{U+002D}

sc03AはCapsLockキーで、そのキーが押されたときに->を出力しています。+sc03A^sc03AはそれぞれCapsLock + ShiftとCapsLock + Ctrlです。

AutoHotkeyの起動

起動方法は2通りあります。

方法1: AutoHotkey Scriptをコンパイルして作成したexeを起動

作成したAutoHotkey Script(ahkファイル)を右クリックして[Compile Script]を選択するとexeファイルが作成されます。

これを起動するとAutoHotkeyが起動してCapsLockキーでArrowが入力されるようになります。

方法2: AutoHotkeyU64.exeを起動

  1. 作成したAutoHotkey Script(ahkファイル)をAutoHotkeyU64.ahkにリネームします
  2. AutoHotkeyU64.ahk%UserProfile%\Documentsへ移動します
  3. AutoHotkeyをインストールしたディレクトリにあるAutoHotkeyU64.exeを起動します

スタートアップへの登録

Windows起動時にAutoHotkeyが起動するようにスタートアップへ登録しておきます。

コンパイル済みのexeファイルまたはAutoHotkeyU64.exeへのショートカットを%AppData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startupに置けば完了です。

その他の個人的な設定

Insertキー誤爆も鬱陶しいのでDeleteキーとして動くように変更しています。 (Insert + Ctrlで本来のInsertキーの動作となるようにしています)

Insert::  Send, {Delete}
^Insert:: Send, {Insert}

リンク

AutoHotkey https://autohotkey.com/

AutoHotkey Wiki http://ahkwiki.net/

QiitaでAutoHotKeyタグが付いてる記事 http://qiita.com/search?q=tag%3Aautohotkey

*1:Ctrlを割り当てている人もいるかと思います

*2:色々でき過ぎるっぽいのですが、機能のほとんどを使っていません

*3:Scalaを使うようになってから追加しました

*4:特に何もしなければUnicode 64bit版がインストールされます