- この記事は 2016年02月02日 にQiitaへ投稿した内容を転記したものです。
- 本記事は執筆から1年以上が経過しています。
CapsLockキーでArrow(->
)が入力できるようになって1年が過ぎました(リアル話)
短い概要:AutoHotkeyの話です。
経緯
- CapsLockキーを使わないのと、CapsLockキー誤爆でイライラするのでレジストリの設定でキー入力を無効にしてた *1
- 平穏な日々が過ぎていく
- JavaやJavaScriptでArrow(
->
,=>
)を入力する機会が増えてくる - 何かキー押したらArrowが出てくるようになってほしい…何かないかな…
- AutoHotkey!
- そういやキーボードで要らない子、いましたね?
AutoHotkeyは特定のキー入力をしたら別のキー入力に変換したり、マクロを組んだり色々できるツールです。*2 今は下記のような設定で使っています。
キー入力 | 出力 |
---|---|
CapsLock | -> |
CapsLock + Shift | => |
CapsLock + Ctrl *3 | <- |
設定方法
- 環境
- Windows 10(x64)
- AutoHotkey v1.1.23.01 - January 24, 2016
AutoHotkeyのインストールと前準備
- AutoHotkeyのHPからInstallerをダウンロードしてインストールします *4
- デスクトップや適当なディレクトリで右クリックし、[新規作成(X)]-[AutoHotkey Script]を選んでahkファイルを作成します
- ahkファイルを以下のように編集します
sc03A:: Send {U+002D}{U+003E} +sc03A:: Send {U+003D}{U+003E} ^sc03A:: Send {U+003C}{U+002D}
sc03A
はCapsLockキーで、そのキーが押されたときに->
を出力しています。+sc03A
と^sc03A
はそれぞれCapsLock + ShiftとCapsLock + Ctrlです。
AutoHotkeyの起動
起動方法は2通りあります。
方法1: AutoHotkey Scriptをコンパイルして作成したexeを起動
作成したAutoHotkey Script(ahkファイル)を右クリックして[Compile Script]を選択するとexeファイルが作成されます。
これを起動するとAutoHotkeyが起動してCapsLockキーでArrowが入力されるようになります。
方法2: AutoHotkeyU64.exeを起動
- 作成したAutoHotkey Script(ahkファイル)を
AutoHotkeyU64.ahk
にリネームします AutoHotkeyU64.ahk
を%UserProfile%\Documents
へ移動します- AutoHotkeyをインストールしたディレクトリにある
AutoHotkeyU64.exe
を起動します
スタートアップへの登録
Windows起動時にAutoHotkeyが起動するようにスタートアップへ登録しておきます。
コンパイル済みのexeファイルまたはAutoHotkeyU64.exe
へのショートカットを%AppData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
に置けば完了です。
その他の個人的な設定
Insertキー誤爆も鬱陶しいのでDeleteキーとして動くように変更しています。 (Insert + Ctrlで本来のInsertキーの動作となるようにしています)
Insert:: Send, {Delete} ^Insert:: Send, {Insert}
リンク
AutoHotkey https://autohotkey.com/
AutoHotkey Wiki http://ahkwiki.net/
QiitaでAutoHotKey
タグが付いてる記事
http://qiita.com/search?q=tag%3Aautohotkey